品質とは細部に宿るものであり、すべての製品はその最も小さな部品があって初めて良いものになる。
大阪に本社を置くベッセルグループは、1916年の創業以来、工具業界で100年以上の歴史を持つ。同社は、ドライバー、ドライビングビット、産業用工具、静電気放電関連製品など、あらゆる製品の最も基本的な構成要素であるネジやボルトを固定するための一流の製品を製造している。
小規模な消費財の確保から大規模な建築プロジェクトの成功に至るまで、ベッセルはユニークなハンドヘルド、電気、空気圧、工業用、ガソリンエンジン用工具を取り揃え、仕事をこなし、そしてそれをうまく成し遂げる。
欧州市場での需要が高まる中、Vessel-Europeは2010年からパリに隣接するフランスのモーレパに本社を構えている。ベッセル-ヨーロッパは、業界における長年の専門知識を活用し、欧州の小売業者に対し、現地のサプライヤーからは入手できないことが多い最高品質の製品を供給している。
「FoussierやEQIPのようなヨーロッパの小売業者や地域代理店はとてもとても喜んでいます。もちろん、私たちは彼らが地元のサプライヤーを大切にしていることを尊重しています。だからこそ、フランスでは手に入らないベッセルオリジナルの製品を供給するようにしているのです」と、ベッセルヨーロッパ代表の徳岡 和子は話してくれた。
需要の増加と成長、そして日進月歩の時代に対応するため、ベッセルはロボット技術に多大な投資を行っており、そのためにさまざまな締結ビットを開発してきた。
同社はまた、事業の各側面を強化しながら、より新しく、より環境に優しい技術の段階へと踏み出した。
「建築金物、機械工学、電子機器、自動車整備、Eコマースなどの販売チャネルをさらに開拓し、小売企業との関係も強化する。これらすべてが、新たな雇用、新たなマーケティング、新たなビジネスラインの創造に役立ち、ビジネスをより実りあるものにします」と徳岡は説明した。
さらに、ベッセルは人材への投資を続け、個人の才能を最大限に引き出し、チーム作りに社内で注力している。
「将来の経営幹部を育成することが目的であるため、社員一人ひとりの能力を最大限に引き出し、成功へと導きます。私たちはチームのモチベーションを高め、団結力を育みます。成功への連帯感がベッセルの基本です。かなり大変な仕事ですが、本当に楽しい仕事です。"