同社は数十年にわたり、運動するための高性能ポリマーであるモーション・プラスチックの開発・製造事業を展開しています。エネルギー供給システム、柔軟性の高いケーブル、滑り軸受やリニアベアリング、リードスクリュー技術、3Dプリンティング、ローコストオートメーション、スマートポリマーなど、潤滑油のいらない画期的な製品は、さまざまな分野の重要なアプリケーションで採用されています。
バーチャルリアリティのヘッドセットで操作する低価格のロボットや、さまざまな産業のスペアパーツを識別して注文するスマートフォンの人工知能アプリケーションなど、190の新開発の物理的およびデジタル製品によって、イグスはエンジニアリングを前進させています。
創業60年を迎えたイグスは、より創造的で環境に配慮したアプローチを行っています:"Enjoyneering(エンジョイニアリング)-遊びでエンジニアリングパワーを引き出す"この方向性は、VRアプリケーションや低コストのオートメーションなどを活用し、より革新的で持続可能な方法で最新のモーションプラスチック技術を紹介するものです。
"機械工学設計におけるバーチャルリアリティの可能性は、実に魅力的です。"と、イグスCEOのフランク・ブラーゼは指摘する。"予算が限られている小さな会社でも簡単に使えるような新しいソリューションを開発したい。"
2025年までにカーボンニュートラルな工場を目指すイグスは、ケルンに本社を置く家族経営の企業で、システムの開発、先進的なリサイクルプログラムによるプラスチックの環境バランスの改善に取り組んでいます。技術的な拡大とともに、イグスはグローバルな展開も続けています。
現在、イグスは世界31拠点で188,000以上の顧客と約5,000人の従業員を有しています。日本は、その成長のための重要な市場です。
"日本は私たちにとって、売上高で大きな国の一つであり、30年以上にわたって日本人とビジネスをしてきました。工作機械メーカー、半導体製造装置メーカー、クレーンメーカー、自動車関連企業など、日本の多くの企業に当社のユニークな製品を使っていただいています。特に、日本の自動車市場には大きなビジネスチャンスがあります。現在、栃木で生産能力を高めるためのリソースを増やしています。イグスは、グローバルでローコストオートメーションにも力を注いでいます。日本市場でも、このビジネスを拡大できると考えています」と、ブラーゼは語った。