ブリッジズダイナミックなノルウェー経済を牽引しているのは、どのような分野でしょうか。
ヘナエス： 私たちは海洋経済圏であり、海洋産業が強みです。伝統的には、輸送、食料生産、そしてもちろん60年代後半からは北海の石油やガスによるエネルギーなど、すべて海が中心でした。
そのため、漁業や運輸、そしてもちろん石油やガス、さらには洋上風力といった海に関連する技術において、確固たる起業家精神と優位性を持つことができました。洋上風力発電所の設置やメンテナンスに必要な高度な海上作業は、何十年にもわたってノルウェー経済の中核をなしてきました。
日本では、石油やガス、そして水産物を輸出していますが、私たちにとって重要なことは、子供たちに何かを残すために、水産物を実際に生産し、持続可能な方法で養殖産業を発展させるには何が必要か、技術について常に考えてきたことなのです。
日本では、石油やガス、そして水産物を輸出していますが、私たちにとって重要なことは、子供たちに何かを残すために、水産物を実際に生産し、持続可能な方法で養殖産業を発展させるには何が必要か、技術について常に考えてきたことなのです。
オーレ・ヘナエス、ノルウェー・アジア・中東地域イノベーション担当ディレクター
日本との関わりをさらに深めるために、どのような機会があるとお考えでしょうか。
私たちは日本の投資家誘致に積極的に取り組んでおり、現在、2つのことに注目しています。日本には多くのクリーンな水力エネルギーがあり、交通の電化に向けたグリーンシフトの一環として、バッテリーの製造と、データセンターの設立を検討しています。
