強く、誇り高く、日本をアピールする」。

馬場孝一郎 シンガポール日本商工会議所会頭

シンガポール日本商工会議所会頭馬場孝一郎|JCCIシンガポール

ブリッジズシンガポール日本商工会議所は、日本とシンガポールの関係強化のためにどのようなことを行っていますか?

馬場:JCCIシンガポールは1969年に56社の日系企業で設立され、現在では約800社の会員を擁するまでに成長し、日本とシンガポール双方の経済発展に貢献しています。ASEAN地域ではタイ、ベトナムに次いで3番目に大きな海外日系ビジネスコミュニティとなっています。 

今年のミッション・ステートメントは、"強く、誇り高く、日本をアピールする!"です。JCCIも私も、日本大使館、日本人会、JETROなど、当地の日本人コミュニティと協力しながら、さまざまなイベントに参加します。あらゆる機会を通じて、日本の回復力と存在感をアピールしていきます。また、シンガポール社会に貢献できる活動を行い、シンガポールの人々との絆をさらに深めていきます。

シンガポールでの仕事や生活で、個人的にプラスになった経験はありますか?

PayNow、PayWave、PayLahといったシンガポール銀行の決済システムの便利さには驚かされる。これらの決済システムは、ショッピングだけでなく、さまざまなモバイル・アプリケーションでさまざまな取引ができる。最近では、買い物や食事に出かけるときに財布を持ち歩くことはめったにない。だから日本に行くたびにイライラするのだ。日本の決済システムはシンガポールに比べて遅れていると思う。

今年のミッション・ステートメントは「強く、誇り高く、日本をアピールする!」です。JCCIも私も様々なイベントに参加し、日本大使館、日本人会、JETROなど、当地の日本人コミュニティと協力していきます。

馬場孝一郎 シンガポール日本商工会議所会頭

ASEANデーが開催されますが、シンガポールの今後の役割は、地域間のつながりを促進することだとお考えですか?

COVID-19パンデミックとの戦いを振り返ってみると、シンガポール政府が迅速な国境開放と海外渡航の再開によって強いリーダーシップを発揮し、ASEANのハブ機能をさらに高めたことは注目に値する。政治的、経済的な不確実性が増す今日の世界にあって、シンガポール政府の積極的で明確な外交姿勢を目の当たりにしました。シンガポールの柔軟で弾力的な役割は、今後ますます期待されるものと思います。

商工会議所の今後の活動について、読者にメッセージをお願いします。

日本商工会議所シンガポールは敷居が高いという声も聞きますが、決してそんなことはありません。私たちは、企業や個人の方々にJCCIに入会していただき、JCCIのサービスをご利用いただくことをお勧めしています。

シンガポール日本商工会議所
10 Shenton Way, #12-04/05, MAS Building, Singapore 079117
www.jcci.org.sg
[email protected]

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