ニュージーランドでは、3つの戦略的買収によって成長を遂げてきました。
SATO New Zealandのマネージングディレクターでオセアニア地域の責任者であるKerry Langleyは、2015年にJenkins Labels Ltd.の直近の買収を主導している。食品・飲料のラベリングソリューションで国内市場をリードするJenkins社は、同社の既存の強みである業務用、宅配便、研究所のラベリングや、バーコード、無線周波数識別のトレーサビリティソリューションを補完する存在となりました。
Langleyは、「我々は、国内最大のエンド・ツー・エンドのラベリングとトレーサビリティのソリューションプロバイダーとして、この地域に投資を続けています」と述べています。
SATOは、ニュージーランドの多くの大手企業と取引をしており、毎年数十億枚のラベルを印刷する一方で、環境負荷の低減を日々の業務の重要な要素にしています。「物流や製造業に強いサトーは、ヘルスケアや小売業などのクライアントに対して、革新的なソリューションを展開しています」とLangleyは語ります。
同社は、3Dマッピング、ビデオ、オーディオを組み込んだ物流・在庫管理クライアント向けに開発した「Visual Warehouse ™」を近日中に発売する予定です。
ウェアラブルディスプレイを使用することで、ハンズフリーで在庫作業を行うことができ、入荷・検品・出荷の効率化が図れます。さらに、倉庫の動きをリアルタイムに収集し、そのデータをもとにピッキングや経路整理を最適化することができます。これにより、人件費に大きな効果をもたらします。
「日本とニュージーランドの間には強い相乗効果が見いだされます。"どちらも先進国でありながら、高い人件費が両国の課題となっています。"
「私たちは企業として、お客様のために、コストを削減し、生産性を向上させる革新的なソリューションを創造し続けます。そうすることで、グローバルな舞台で競争力を発揮できるよう支援しています。サトーのグローバルネットワークを活用することで、多くの新しいソリューションをこの地域にもたらすことができました。このユニークな能力ゆえに、オセアニアにおけるサトーの明るい未来が見えています。"