「UAEは、日本の官民の協力を得て火星探査機「HOPE」の打ち上げに成功したほか、ドバイ・エキスポの開催、電子商取引の活用や社会インフラ整備への積極的な投資など、地域のハブとして持続可能な社会の実現に向けて意欲的に取り組んでいます」と、日立建機中東社(HMEC)社長の荒見学は語ります。FZE(HMEC)社長の荒見学は次のように述べています。
親会社である日立建機グループ(HCM)は、2020年に創立70周年を迎え、その使命として、安全性の向上、生産性の向上、ライフサイクルコストの低減など、お客様の課題解決に向けてグローバルに取り組んでいます。
また、建設機械の電動化や鉱山でのトローリー式ダンプトラックなど、気候変動リスクや脱炭素化に向けた最適なソリューションを提案しています。
「HCM鉱業部では、2030年までに排出量を大幅に削減し、2050年には排出量をゼロにすることを目標に、ゼロエミッション市場開発プロジェクトを立ち上げ、ABBやその他の組織と協力体制を構築しました」と荒見は語る。
HMECは2011年からMENA(中東、東アフリカ、トルコ、パキスタン)で活動を開始し、今年で10周年を迎えました。
HMECは、ドバイとイスタンブールに拠点を置き、小型・中型・大型のクローラーショベル、ホイールショベル、超大型ショベル、マイニング用リジッドダンプトラック、ホイールローダー、クローラークレーンを供給しており、中東・北アフリカ市場で強い存在感を示しています。
HCM社は、2009年にカナダの大手テクノロジー企業であるWenco社を買収し、鉱山現場の生産コストを管理する最も簡単な方法の一つであるフリートマネジメントシステムを提供しています。また、生産性を最適化し、自律性を高め、スマートキャップやインターグレードデータなどの開発により鉱山の安全性を向上させています。
また、機械管理モニターシステム「ConSite」とそのアフターサポートも強みです。
"私たちのお客様の多くは、建設、採石、採掘、海洋プロジェクトなどの本質的なビジネスを行っている企業です。UAEが100年後も発展できる持続可能な社会を実現するために、付加価値の高い日立ブランドの製品や、経験豊富なスタッフ、高品質な販売店を熟知しています。私たちは、信頼できるパートナーとして、信頼できるソリューションを提供していきます。どうぞよろしくお願いいたします」と荒見は述べています。