「HORIBA France SASの社長であるJames Thepot氏は、「当社の創業者は革新を求めており、世界的な評判を聞いてこの会社を知り、協力して買収することが夢でした。「1997年、その機会に息子の堀場厚氏がJOBIN YVONを買収し、同社はHORIBAグループの一員となったのです」。
その1年前、堀場厚氏は、血球計数装置メーカーのスペシャリストであり、体外診断用機器・試薬メーカーのリーディングカンパニーであるABX SA(現在のHORIBA ABX SAS)を買収しました。
これらの買収は、HORIBAの医療診断機器、システム、科学機器への拡大の柱となっています。
"ABX社はハイエンド製品を製造するフランスのニッチ企業であり、堀場氏はこれらの製品を使って元々のオファーをお客様に補完したいと考えていた。" Thepot氏は語る。"この2つの投資は、彼のフレンチドリームであり、さらなる投資につながった。"
2012年、堀場氏はわが国への投資を続け、パレゾーに7,500平方メートルのHORIBAヨーロッパ・リサーチ・センターを設立しました。この施設には当社の科学技術チームが所属しており、Saclay Plateau Research and Innovation Clusterの一部となっています。
サクレーの施設は、フランスにおけるHORIBAのオートモーティブ・テスト・システムズの活動の拠点としても選ばれました。この地域に設立された主要な自動車メーカーや機器メーカーに近く、自動車のイノベーションには最適な場所です」とThepotは述べています。「私たちは、パリ・サクラ・クラスターの発展を目の当たりにし、その評判を誇りに思っています」と述べています。
90年代に行ったフランスへの投資は、グループの拡大につながり、今後のビジネスを成長させる基盤となっています。
ホリバ・フランスSAS社長James Thepot氏

200種類以上の科学機器を大学、研究機関、政府、メーカーに提供しているHORIBA France SASは、世界市場の30%のシェアを持っています。
Thepotは、「90年代に行ったフランスでの投資は、グループの拡大につながり、今後のビジネスを成長させる基盤となっています」と締めくくりました。"
面白いことに、日仏修好160周年を迎えた翌年に、堀場製作所は「JOBIN YVON」200周年を迎えます。